戦争終結間近のお話です。
〇加・松○((本名))。へッポコ小説行きまーす!!
「キーラ」
何故か今ラクスがキラの周りをちろちろと走り回っている。
食事中なのにも関わらず。
−何か性格変わってない・・・?−
キラは少々そんな事を思いながらも、
「何?ラクス」
と出来る限り優しくラクスを構う。
「あの・・・あのですね・・・」
「?」
「プリン・・・」
ラクスが指差した先には、パイロット用の高カロリーな食事プレートがあった。
キラはエースパイロットなので
そのプレ−トが配給されてあったのだ。
「プリン・・・?食べたいの?」
こくんとラクスが頷く。
恥ずかしそうに。
俯きながら。
パイロットの食事には今日プリンがデザートとして付いてきた。
しかしラクスや、直接戦闘に出ない者・・・
つまりパイロット以外の者は
デザートも何も付いてこなかったのだ。
ラクスだって聖女の様であるけれど、
一人の16歳の女の子。
甘い物には目が無い。
「いいよ。ハイ。あげる」
「いいんですの!?・・・・わぁー・・・」
ペリペリと慣れた手つきでパッケージを捲る。
捲った先には魅惑の甘いお菓子。
一口、口に入れた瞬間ラクスの顔が緩んだ。
「おいしい・・・ありがとう!キラ!!」
今まで見たことがない位幸せそうなラクスの笑顔に
キラがノックダウンされたのは言うまでもない。
ラクス様あぁあああぁ!!キャラが違うー!!
でも可愛くは書けた・・・ハズ!!
きっとね・・・うん。きっとだよ・・・